ねとぽよ「恋愛特集」制作遅延のお詫び
ぱっくすねとぽよーな!!
そろそろ着せ替えしたくなってきた、ねとぽよちゃんです。
まず皆様にお詫びしなくてはならないぽよ!
今月、11日の夏コミで頒布予定だった「ねとぽよSP3 恋愛特集号」が、現状のぽよくどもの制作のペースでは間に合わない見込みだぽよ!!
由々しき事態だぽよ。
象徴・実質の両編集長は腹を切って死ぬべきだぽよ!!
もちろん、地獄の火の中に投げ込んでやるぽよ!
内容は今までのねとぽよの応用みたいな感じなのでギリギリいけるかなーと踏んでたらしいのだけど、なにげに今回ねっとぽよく共、本業が忙しかったそうです。
そういえば、こいつらだいたいサラリーマンだったぽよ!
もちろん、読者の皆様にそれが言い訳になるとは思わないので、私からも謝るぽよ。
ごめんなさい!!!!m(_ _)m
コミケ当日の11日には、その時点でできているコンテンツがDLできるパイロット版カードを頒布するぽよ。価格も普段より安く設定します。
もちろん、11日にねとぽよカードを買ってくれた人には、その後(18日の予定)鋭意制作した完成版をDLできます!
8/11(日)東O50a
に来て、ねっとぽよく共に腹を切らせるぽよ!
その分、特集の内容は面白いものになっているはずです。よろしくお願いいたします。
ちなみに……、
今回掲載される予定の記事は7本ぽよ。
- 「胸キュンブックマーク」――ねっとぽよくとその仲間たち(できた)
- 「流星カレイドスコープ」――音比古(できた)
- 「キャラになりきるとき、なぜ人は恋愛するのか」――なおりん(できそう)
- 「DATE QUEST――ARGは世界のバグと戯れる」――斉藤大地(できそう)
- 「ウェブロマンスに疲れたら読みたい日本の恋愛の約20冊――A Genealogy of Love & Hack!!」――笠井康平(できそう)
- 「(仮題)本当に出会える出会い系アプリ 企画書」――klov(できそう)
- 「(仮題)恋愛論のために~求愛行動としての恋愛史」――稲葉ほたて(できそう)
今夜までに完成していて、パイロット版に収録できそうなのはまだ2作なんですけど(´;ω;`)
ひとつずつ紹介していくと、
「胸キュンブックマーク」
インターネットでぽよぽよしている連中が「恋愛特集!」をするわけだから、オンラインで今までみんながどんな恋をしてきたのか知らないとね!
ってことで、ホムペとかブログとかmixiとかTwitterとかSkypeとかLINEとかとか……いろんなウェブサービス上で生まれた「胸がきゅんとするプチエピソード」をたくさん集めてみたぽよ!
「最近の10代ってどんな恋愛してるんだろう…?」なんてふとした思いつきから始まったこの企画。聞き込みをしているうちに、単に恋心とは言いきれない、甘酸っぱい思い出がどっさり出て来ました。きっとあなたも懐かしくなるはず!
「流星カレイドスコープ」
現在地獄の31日連続連載に挑戦中の、オリジナル創作「妖式コンゲーム」が、本誌にも登場ぽよ。
今回は「お江戸」が舞台の心温まる男女の恋物語を描いてもらったぽよ。
すっごく素敵な短篇なのでネタバレをなるべく回避して言うと、
大好きな人に自分の「記憶」をぜんぶあげちゃいたくなるくらいに恋した女の子の物語ぽよ。
「記憶」のプレゼントなんてできない? そんなことないぽよ。
後のことは読めばわかるぽよ……でもやっぱり一文だけ引用するぽよ。
「彼の役に立てるようになれたら、好きです、って言ってみたい。」
「キャラになりきるとき、なぜ人は恋愛するのか」
高校時代に「なりきりチャット」を通じて、ものすごく濃くて、一風変わった、かけがえのない恋をしたJDが書き手ぽよ。
「なりきりチャット」とは、主には中高生たちがオンラインで、架空のキャラや実在のアイドルになりきって「雑談」とか「演技」を楽しむ遊び。この文化に現役でどっぷりはまっていた著者が、あの体験はいったい何だったのか、自分はどうして夢中になっていたのかを考え歩くぽよ。
トランスジェンダー研究家の三橋順子さん、演芸評論家の松本尚久さん、精神分析家の斎藤環さん、そして実際に「なりきり」にはまっていたお二人などなど、多くの方々から見解を教えていただいて、3万字級の特大記事になりましたぽよ!
女の子ウェブの隠し味、「なりきり」の秘密に迫る! | POYO NET – ねとぽよ
「なりきり」のことをご存知ない方は、こちらのエントリで予習しておくと万全です。
人はなぜキャラになりきるのか。著者が答えを探り当てた一文を読んだとき、校正者が一人泣きました。
「DATE QUEST――ARGは世界のバグと戯れる」
そしてこちらも取材記事。象徴編集長の斉藤大地がまた悪だくみをしてるぽよ。
今回のテーマは「デートをプレゼントしたい」。
長年付き合っている恋人同士だと、どうしてもマンネリになってしまいがち。
それはインターネットがデートスポットを大量に・無分別におすすめしてくれるせいでもあって。ふだんのデートプランが瀕死寸前な人の噂は絶えませんよね……。
それをARGで解決しよう! というのがこの記事。本気のデートに役立たせたいスマホアプリを自作して、実際に知人カップルに楽しんでもらいました。1万6千字くらいの大型記事ぽよ。
愛しあう二人が東京に巣食う非モテ魔王を退治するまでのプレイログでもあるぽよ(マジで)。
「ウェブロマンスに疲れたら読みたい日本の恋愛の約20冊(後略)」
先日公開した、2つの記事の総まとめをしてるぽよ。
ラブストーリー・オン・ライン――「記録技術による恋愛」の千年史・序説 | POYO NET – ねとぽよPortable Sex in the City――「江戸」へ、ウェブロマンスの祖先を探しに | POYO NET – ねとぽよ
日本語でする恋愛表現は時代とともに変わったし、変わってないし、でもやっぱり変わってる気がする。昔と今とで何がちがうのか。鳥の目でみるとなんとなーく見えてくる景色があって、この記事ではそのあらましをガイダンスをしてるぽよ。
平安――江戸――明治――平成――と時代をぎゅんぎゅん飛んで、この国の文学の約1200年の恋愛表現史を約12000字に圧縮してみたぽよ。
古今の恋愛小説とか恋愛論とかのブックレビューにもなっているので、「最近そろそろSNSに疲れてきたなぁ…」という方にぴったりな1冊が見つかるかも?
「(仮題)本当に出会える出会い系アプリ 企画書」
出会い系サイトが「出会えない」のはどうしてか、人気のソーシャルメディアがいつも「出会い系みたいに」なってしまうのはなぜか。そうじゃない選択肢はないのか。
出会い系ウェブサービスの課金設計や法規制の実際を整理しながら、「出会う(=現実に実際の恋を探す)とはどういうことかを再定義する記事ぽよ。
企画書で提案された新しいマッチングアプリのイメージは、「Airbnb」とか知ってるような意識の高い皆様なら「ああ!(笑)」と膝を打ってくれる設計なのかなと思うぽよ。
出会い厨って!情弱!とか思っているSNS中毒のみなさんに、恋愛することを本当に効率的に考えるとはどういうことかを反省させてしまうかもしれないくらい……。
「(仮題)恋愛論のために~求愛行動としての恋愛史」
実質編集長の記事ぽよ。
これまでに紹介した記事からさらに議論の抽象度は増して、「ヒトという動物にとって、求愛行動とはそもそも何に根ざしたものだったのか」を、文系/理系双方の知見からダイジェストしていくぽよ。
ねとぽよちゃんにも全貌がまだ見えてないんだけど、宮廷恋愛、ファミリー・ロマンス、ロマンチック・ラブイデオロギーの変遷をたどりながら、生存戦略としての求愛行動、雌雄生殖が持つ優位性などの知見を援用して、現代の情報社会における恋愛論の行方を構想する――みたいなオーラがびしびし出てるぽよ……!
こっそり執筆中の原稿をのぞいてみたところ、今回の「恋愛特集」全体のコンセプトを貫く、思いっきりマクロな議論が展開されているようです(ちらり)。こういうの待ってたぽよ。
というわけで、もはや同人誌の域を越えに越えそうなヘビー級で粒ぞろいの記事7本入りの「ねとぽよSP3 恋愛特集」を、
現在も絶賛製作中ぽよ(間に合わなくてごめんなさいぽよ!!!)
お詫びに今回のDLカードイラストを公開しちゃいます。
花魁ぴーす!
そんじゃーね!(血涙)